仮想通貨のマイニングとは、仮想通貨を取引する際に取引の承認や記録といった計算処理をすることです。
マイニングをすることによって、報酬として新しく発行した仮想通貨をもらえます。
マイニングの魅力は購入しなくても仮想通貨を手に入れることができる点です。
しかし、コストや競争相手が多いことからマイニングをして儲けるというのは難しいと言えます。
そんな厳しい環境でもマイニングをして稼ぐためには、マイニングの仕組みや関連サービスを知る必要があります。
■これを知ればよく分かるマイニング方法とは?
マイニング方法の違いからご説明していきます。
仮想通貨のマイニングにはいくつか方式があります。
マイニングの方法によって長所短所があるため、各々の仮想通貨が自分の理念にあったマイニング方法を探していきましょう。
マイニング方々の違いによって、実際にマイニングをする際にどうやってマイニングをするのかが変わってきます。
■POW(Proof Of Work)
最大手仮想通貨ビットコインが採用しているマイニング方式がPOWです。
POWはProof Of Workの略称で、日本語訳すると「仕事の証明」になります。
仕事とは、仮想通貨の取引の処理に必要な計算のことで、POWはこの計算を最も早く行ったマイナー(マイニングを行う人)が報酬を与えられる方式です。
そのため純粋に計算能力が高ければ稼ぐことができ、POWを採用する仮想通貨に貢献したマイナー(マイニングを行う人)を評価することができます。
■POS(Proof Of Stake)
POSはProof Of Stakeの略称で、日本語訳は「掛け金の証明」。
ここでいう「掛け金」は所有している仮想通貨のことです。
POSを採用している仮想通貨を持っている人ほど、マイニングに参加できるという仕組みで新しい仮想通貨で採用頻度が上がってきています。
POWに比べ、マイニング市場の独占が起こりにくいため、比較的に新しい仮想通貨やマイニング市場の独占に悩む大手仮想通貨が採用しようとしています。
一度マイニングに成功すると、取引承認の権利を得るための評価が下がり、特定の団体が取引承認権を独占することはできません。
PoW(Proof Of Work)と比べ、大量の電力を必要としない点が特徴です。
■マイニングでどれくらい儲かるの?
では一体マイニングでどの程度稼げるものなのでしょうか、
一般的なノートPCを使って1ヶ月で30円から50円分の稼ぐ事ができ、高性能マシンなら4000円程の仮想通貨をマイニングすることができます。
より高性能なGPU搭載PCであれば、8000円を毎月稼ぐ事ができるのです。
この金額から変わるように、個人はマイニングで儲けるというよりは、【マイニングでビットコインを毎日貯められる。】というイメージを持つ事が肝心です。
それは将来的にビットコインのように価格が10倍、20倍になるのだとしたら、何年もマイニングを続けていれば、少しはまとまった金額になってくるという考え方です。
毎日使っているPCがあるなら、普段の作業している間に勝手にビットコインが増えていったらいいなと気楽に始めるのがいいかも知れません。
実際に1000倍の価値になった仮想通貨がいくつか存在します。
特にビットコインは発行枚数が決まっているため今後の価値の増大もまだまだ期待できます。
マイニングでは、すぐに稼ぐことは難しいですがある程度の高性能パソコン放置、稼働しておくだけでコツコツと仮想通貨を稼ぐ事が可能で、1番の魅力ではないかと思います。
また、マイニング用のパソコンや環境を整えるための費用は経費としての計上が可能な物がありますので、マイニングで稼ぐよりも税金の優遇措置を受けるという考え方と併用することで、マイニングで将来的な資産とマイニング設備投資で税金の優遇があることを覚えておきましょう。